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この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
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スピーカーケーブルを半田で留めた

2014年(今年)三月四日に公開したブログで、配線しなおしたスピーカーケーブルを、後程、半田で留めるとお話しした。

次の日の午後、繋いでるところを暫くジックリと観察した。そして14:00、リッツ線のスピーカーケーブルを遂に半田で留めた。接点をしっかりさせ、正確に音を決める為である。

そして今日、72時間経った、その間色々なジャンルやレーベルのソフトを聞いてきた。

半田留めは上手く出来たと思う。先ず消磁のCDを二回再生した。その後、エージングのCDを消磁の時と同じ音量でリピートさせておいた。

やはり音はしっかりする。ただからげてみのむしクリップで挟んで留めてるだけの時とは情報量が違う。一言で、今のところフラットな感じである。

今までには絶対になかった音が総ての帯域に実にたくさんある。今回のスピーカーケーブルは、特に低音の鳴り方の変化が大きった。そして、三つのユニットは上手く繋がって音は前に出てくる。JBLではなかなかこの様に鳴らなかった。

ずっと呟いて来たが、やはり半田で留めるのは、今のところ一番優れた端末処理の方法である。コテで端末に熱をしっかり加え、半田を裏までしっかりまわし染み込ませ総て綺麗に留まった。

半田は、ここから72時間(三日間)位で、ゆっくりと融合するのである。

全体的に見晴らし良く、重心が下がった。低音は更に低い音階迄沈み込んだ。

そして、夕方16:00から色んなジャンルを聞いてきた。17:30にIL DIVO(イル ディーボ、男性四人のボーカルグループのアンコーラ)を聞いていた。

高域がシャラシャラしないで細やかにソリッド(身が詰まった感じ)な音である。次の瞬間、突然信じられない位低い音が引き締まって分厚く前に出て鳴った、正に地響きがした。音が暖かくハートがある。

音は素晴らしいが、その反面、これからスピーカーやラックの下の床を補強しなければならないだろう。もう低音の凄さで床が追い付かない感じである。

三日後の午後14:00が待ち遠しい、それが72時間後である。

確かにこの部屋は、鳴らしはじめて一年経った、部屋の馴染みもあるのだろうが、この鳴り方は明らかに今までとは違う。

これからは暫く、CDを色んなジャンルをかけてリピートさせておくのである。

そして次の日、24時間経った音は、ウエット感があり更に細かくなり、しっかりしてきた。低音も、一晩でかなりスッキリしていて太く軽やかに変化していた。でも、まだまだである。

更に数時間聞いていると、音が少し割れて歪んだ様に聞こえた、これは想定内でいつもの事、半田が少しずつ融合し始めた証拠である。ここから二~三時間で音は割れなくなった、これを明日位まで何度も繰り返す。

そして48時間後の午後14:00、音は落ち着いて来た。ウエット感、繊細さ、広がり、奥行きが昨日よりは明らかに増えた。穏やかな落ち着いた音である。

しかし、音の最後の消え入るところがまだ少しくもっている。

心配はない、これから4~5時間で音は大きく変化してゆく。

その日の16:40遂に思ったところ迄、最低音が鳴った。JBL 130Aはfoが約40Hzなのでこんなものだろう。

ましてやボックスはJBLのフロントロードホーン4560BKである、ここまで低い音階が鳴ること自体奇跡である。そして、いつの間にか音はくもりがなくなっていた。

そして、待ち焦がれた72時間が経った。整っていて穏やかな細やかな重心の低い音である。そして、滑らかさと広がり奥行きが太さと勢いを伴いリアルになった。

これから変化は緩やかになり、半年程で少しずつ情報量が増えてくるのである。

今回のリッツ線のスピーカーケーブルは、総て成功したと思われる。

さあ!!ここまで鳴ったら、思いを新たに作った一ヶ月無料で貸し出すモニター応募のリッツ線のラインケーブル四種の試聴に入る。

一本ずつ冷静に、自分が作った事は全く考慮せず、じっくり試聴を繰り返してブログに公開したい。

モニターケーブルは既に、十日程前に総て完成させている。なので半田はもう融合している。

今回のリッツ線のスピーカーケーブルの音質からして、かなりのレベルのラインケーブルが出来上がっている筈である。

しかしスピーカーケーブルは電流、ラインケーブルは電圧である。その変化の仕方は全く違う音の変化をするのである。結果を急ぎたいが、繋いで聞いてみるまで分からない。

総ては、ウエスタンスピリッツが人生をかけて、妥協なくしっかり作った個人的なオーディオの集大成とも言える。みなさんに社交辞令の全くない意見をお聞ききしたい。

ウエスタンスピリッツはずっと、市販のオーディオケーブルの音質を飛び越えたかった。

前回の公開の時、個人の思いから値段を六万円に値上げしてしまった。思い改め、四種のケーブル総て、値段は以前とかわらず一メートル左右ペアで四万円と致します。

但し、あくまでモニター応募のケーブルです。ただ聞いてみたいで構いません、そして色々なご試聴の結果が欲しいのです。ご購入されるかどうかは貴方のご自由です。

ウエスタンスピリッツは、総ての市販ケーブルを熟知してるつもりです。そして、これまでの絶対的な経験の積み重ねと自信があるので、押し売りは一切致しません。

貴方のシステムがご努力をされ、しっかり鳴っていれば、必ずウエスタンスピリッツのケーブルは、お力になれる筈です。

オーディオケーブルに、ジャズやロック向きもクラシック向きも、ましてや、Jポップ向きもあってはならないと思う。総ては録音されたままに鳴ります。そして貴方が調整したそのままの実力レベルを浮き彫りにします。

ウエスタンスピリッツのオーディオケーブルとはそんな性格を持っています。それは作った私そのものの性格と言えるでしょう。

ダイナミックレンジの狭いケーブル等どこにもありません。ケーブルを交換したオーディオケーブルの差とはそんな単純なものではありません、ケーブルは、もっと深いのです。

既に今回公開のとおり、リッツ線のスピーカーケーブルも完成した事ですし、これからまとまった数を作り、春にはリッツ線のスピーカーケーブルもモニター応募を一ヶ月無料で募ろうと考えています。

そしてネットで色々検索してみた、殆どの方はオーディオケーブルで音は変わらないと書いている。

何故なのだろう?今まで聞いてきたケーブルやシステムがヘボだからです、これが答えである。気合いの入ったケーブルやシステムならば、少なくともウエスタンスピリッツではケーブルで音が激変した。

これからもハンドメイドで、気合いの入った絹巻きケーブルを作ってまいります。今後ともウエスタンスピリッツを、どうぞ宜しくお願いいたします。

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