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この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
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GAS AMPZILLA


実は、メンテをしてから昨日で丸三日パワーを入れリピートさせていた。久し振りで繋いでみた。アンプジラを一旦手放してから十二年ぶりに聞いた。

やはり今でも凄いパワーアンプである。本来は、同じGASのテァドラと組み合わせてベストマッチとなる。しかし今、テァドラは故障中(DC漏れ)の為、メンテしてから繋いでみる。アンプジラも接点は錆だらけだった。今回はCROWNのIC-150Aとの組み合わせである。

CROWNとの組み合わせは、合うのは分かっていたが、こんなにすんなりと上手く合わさるとは思っていなかった。

IC-150Aの出力インピーダンスは600ΩでGASのテァドラと同じなのである。そしてアンプジラの入力インピーダンスは75kΩである。今まで使っていたCROWN DC-300Aの入力インピーダンスは25kΩである。

なのでパワーアンプの入力インピーダンスが高くなるだけである。入力インピーダンスが上がる分にはあまり問題ないし、むしろハイインピーダンスで受けた方が、音はクッキリして細やかになる筈である。

例の如く消磁のCDを二回リピートさせてから、エージングのCDを一時間程リピートさせておいて聞いてみた。

やはり狙いどおりである。アンプジラは実に歪み感のないスッキリした音で、細やかなダイナミックレンジの広い優秀なパワーアンプである。現代のアンプにはないサウンドである。

そして実に人間的で、聞きやすい。やはり錯覚ではなかった、このアンプでオーディオは完結してるのではないかと思われる程の実力である。

以前アンプジラ2000を聞いてガッカリした。昔のアンプジラの様な骨格は消え失せ、同じジェームスボンジョルノが作ったアンプとは思えない引っ掛かりのない音だったからである。

アンプジラは昔、一世を風靡したアンプである。しかし、テァドラと合わせて100万円を越え、高額の為、私にはリアルタイムでは購入出来なかった。

どこに行ってもショーケースに入っていて鳴らしてる店は少なかったと記憶している、正にオーディオマニアの憧れだった。

真空管アンプの様な濃厚な音ではなく、図太くパワフルな音であるが、とにかくテァドラのDC漏れが多く、スピーカーを焼いてしまう事が多かった事でも有名だった。

なので怖がる方も多かった。その為か購入された方は少ないと思う。しかし、今現在残っているGASのアンプは、もうあまり問題ないようである。

しかし、聞き始めるとその低音に驚いた、まるでスーパーウーハーを追加したかのような重低音が引き締まってはじめて鳴ったのである。

ウエスタンスピリッツのボックスはJBL4560BKである。こんな低音あり得ないと思った程だった。

しかしこの鳴り方は、やはり本物である。それとも今まで使っていたCROWN DC-300Aが少しくたびれていたのかも知れないが、とにかくその位の音の差である。

フォーカスも甘くない、とにかく音楽的な表現に優れている。まるでスピーカーユニットを鷲掴みして鳴らしてる様な正確な音である。

38㎝ユニットのJBL130Aが、まるでフルレンジの様に軽々と鳴ってしまった。やっと以前から欲しかった本当に低い最低音を手に入れる事が出来た。そしてアンプジラはモノコック構造になっている為か、チャンネルセパレーションに優れている。

そして、高域も中域も品位が高く、音の広がりと奥行きも遥かに増えて申し分ない。そして以前気になっていたファンの音は、部屋が広く距離があるので全く気にならない。

総じて静かな音質だけど、滑らかで力がある。まるで二本のスピーカーが消えてしまったかの様な鳴り方である。家内にも三日間同じソフトを聞いてもらったが、同意見で異議なしだった。

一言で、エクセレント、もう手放す事は出来ない。これから中に少しずつ手を入れよう。

しかし、不思議である。このアンプは一旦お客様の手に渡った。そのお部屋ではこんな低音は全く鳴っていなかった。

部屋によってオーディオを取り巻く色々な要素が環境を含め、複雑に絡んでいるのだと思う。

そしてアンプジラを繋いで、丸三日が経った。CROWNのIC-150Aにはプリアウトが二つある、その空き端子に以前25kΩのタンタル抵抗を仕込んでいた。

もしやと思い、仕込んていた25kΩの抵抗を外してみた。張り詰めた濃密な雰囲気がなくなり、駄目である。

しかし、今回は入力が75kΩのアンプジラなので、プリの空き端子には、やはり75kΩを繋ぐべきなのだろうか。

その結果、プリは倍の仕事をする事になる、つまりアンプジラを同時に二台繋いでみて、もしも良かったら止められないでしょう?と言う実験である。75kΩを繋ぐと、繊細な音の方向へ変化するかも知れない。しかし、もう少し色んな場面で聞いてみないと分からない。

そして、躊躇なくアナログを聞いた。ConcordのUSA盤CJ-377のBOUQUET(ブーケ)を聞いた、思わず溜め息がでた、何てクリアーで広がりのある素敵な鳴り方をするのだろうか。

GASのアンプジラはCROWNと並び、程度の良いものを見つけたら即買いであると思う。

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