初仕事

今年最初の仕事は、昨日の1月4日だった、荻窪の櫻井洋一邸のパラゴンをモノラルで聴くことである。

何度か聴いてきたが、ターンテーブルもカートリッヂもシステムもまるで違う、しかし櫻井さんは「独りでオーディオやってると分からなくなるので、全く違うシステムのあなたに聴いてもらい感想をほしい」との事。

私にその様な優れた能力はないが、とても興味がある、以前、少し違和感があったのでお伝えした、後に分かったのだが、確かに接続違いが発覚した。

音がどうのこうのではなく、長く聴いていられるか、これが一番問題であるが、耳と経験が頼りな櫻井さん、帯域バランスを気にする私。

また何かが見つかるかもしれない、我が家のシステムも、ツィーターのケーブルが外れていたり、電源ケーブルが抜けかかっていたり。

トーンアームの調整がずれていたり色々ある、その時は聴いててつまらないような違和感を感じるが「自分は間違えてない」そう思い込んでいるため、しばらく気付かずに聴いている。

櫻井さんもそれを気にされたのだろう、お話を伺っていると、色々あり忙しかったようである、それにしても今回もとてもご立派なサウンドだった。

雑誌で櫻井邸の写真を見て判断される方には、その音の凄さやご苦労は分からないと思う。

とにかく櫻井さんはジャズしか聴かない、他のジャンルも聴かないと分からないなどという言葉は、櫻井さんには不要の言葉である。

総て分かった上でジャズを聴いているのである、ある芸術的なレベルに到達された数少ない、真の理解者である。

以前、私のケーブルを納めに行った時、櫻井さんは私にこう伝えられた、私は「まあまあですかね」と尋ねた、櫻井さんは「まあまあどころじゃないよ、いいよ」とハッキリ仰った。

それから私のケーブルのエージングがすんだ後、あちこちに繋げていただき、色々感想をいただけた、その中の一つに「レスターが現代に蘇った」との事、私は嬉しかった。

とても参考になったのは話すまでもない。

フェアチャイルドのアームにバリレラのカートリッヂで聴かせていただいた、バリトンサックスの音がとても印象的で素晴らしかった。

いつかケーブルなど繋げてないかのようなケーブルを作りたいものです。

それにしても物凄いレコードの数である、その内容が凄い、私など完全に圧倒されてしまった。

オリジナル盤でないと駄目だ、このような言葉は一切出てこない。

よき仕事はじめになった。

櫻井さん、また聴かせて下さい、ありがとうございます。

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