ゴセ・ブラバン
ひさしぶりでシャンパーニュのお話しをしよう。
写真にあるのが、今は亡き創立者ゴセ・ブラバンの焼き印のコルクである。
このシャンパーニュは値段は安いが、驚くほど切れがよく美味しい。
映画タイタニックを見ていた、貴族のお食事のシーンだった「あれっ?このシャンパーニュって、我々が何時も飲んでいるゴセ・ブラバンじゃないの?」
DVDを戻しもう一度見てみた、やはりそうである、我々のセラーに何時も何本か入ってる、ゴセ・ブラバンのしかもナチュレ(ドサージュ0)だったのだ。
何故コルクを撮したのか、以前ネットで安く仕入れたものは、同じゴセ・ブラバンナチュレでも、この創立者(おじさん)の焼き印がなく美味しくなかった。
そして熱海のホテルでも頼んでみたが、やはり焼き印は押されてなく、美味しくなかった。
何時もお世話になってるワインブティックのソムリエに聞いてみた「よく分からないが、売れ残りか野ざらしみたいになっていたものを並行輸入し、安く販売されてるのかもしれない」とのこと。
ワインブティックでも購入してみたが、やはり焼き印があり、味が全く違い美味しい。
特にワインやシャンパーニュは、安いからと出所知らずのものは、止めた方がいいみたいである。
焼き印のないゴセ・ブラバンは、シャンパーニュが嫌いになる程、不味かった。
我々の好きなエグリ・ウーリエでさえ、似たような事があった、信用があるからと、デパ地下のカーブで購入したのがいけなかった。
昨今、デパ地下でも安いものしか売れず、結構売れ残りがあるのだそうだ、しかもセラーの中でなく、普通に立てて保管されていた。
ワインブティックでは二万五千円、デパ地下は一万八千円だったのだ、つまりそう言う事なのです。
ゴセ・ブラバンの中ではこのナチュレがダントツで美味しく、この上のクラスもありますが、比較にもなりません。
このワイナリーのお向かいには、なんとボランジェがあり、お互いを讃え合っているそうです。
クリスマスにでも飲んでみてはいかがでしょうか?
本日の珈琲は、バウ農園、我々の好みです。