私が子供の頃からコンビーフと言えばノザキのコンビーフでした、所々脂肪が白く固まっていて身体に悪そう、ずっとそう思っていました、しかしそのまま食べてもパンに塗ってはさんでも美味しいと思っていました、しかし最近コンビーフはむしろ脂の少ないモモ肉を使うのでヘルシーであるといわれるようになってきたのです。

そして脂肪分が５０％カットされたノザキのコンビーフが発売されました、そして缶詰は金属の金具を使い巻き取るように開けるのですが、それが改善され底に張りついてるアルミをはがすだけで開封出来るようになりました、以前はけっこう怪我をされた経験のあるかたもいらしたかもしれません。

問題は味です、ずっと気になっていましたが購入してみたのです、色々試してみたのですが健康志向のものは『美味しくない』私はそう思っていました、しかしコンビーフは大好物なのでためしに購入してみたのです。

食べてみました『美味しくない』そう思いました、コンビーフだけを食べてる時は感じなかったのですが、みかんを食べるとコンビーフは生臭いのです、マヨネーズと混ぜてサンドイッチにする事も考えましたが、そんな必要ないですよね。

そして今までの金属のキーで開けるタイプの作り方を疑いました、家内がネットで新しい普通のノザキのコンビーフを購入してくれたので、そちらも食べてみます。

そちらも味がかわったのなら以前の開封の方が美味しかった事になりませんか?つまりそのくらい私にはショックだったのです、

しかし美味しいと感じてる方もいますね、私はその基準を知りたかったのです、今回届いたコンビーフもノザキで缶は同じく新しいタイプでした、さぁどうでしょうか。

見た目が似ている、脂肪分５０％とあまり変わらない、しかし食べてみると確かに美味しい、しかし肉の繊維をあまり感じない肉は細かくなっていて食感は滑らかです、しかしやはり馴染んできたノザキのコンビーフではない、歯の間に挟まらなくなった。

滑らか志向になったのか上品すぎて肉を食べた気がしない、個人的に『もう買わないだろう』そう思った、私は変わらない物が好きである、少し残念だったがこれも時代の流れだろう、そう思った。

味は脂肪分５０％よりは明らかにこちらの方がノザキのコンビーフらしい、そう思った。