音質改善は大変(2)
昨日のブログにお付き合いいただき感謝致します。
オーディオは総てが大切ですが、先ずはスピーカーがまともになっていなくてはどうにもなりません。
それにはまずユニット選びも大切でありセンスが試される所です、ユニット選びは夢が無限大に広がりまるで宇宙のように神秘的でとてもワクワクして楽しいものです、しかし一見無限大に販売されているユニット選び、そこに落とし穴がたくさんあります。
語る前にウエスタンスピリッツのユニット構成をご説明致します、ウーハーボックスはJBL4560BKで800Hzから60Hzまでを再生しています、ウーハーはJBL130Aで能率は101dbです、しぼらずオープンです、ドライバーはJBLLE85で能率は108dbでウーハーの能率と合わせ7db絞り101dbとしています、800Hzから8kHzまで再生しています、因みにホーンはホーンのカットオフ周波数が250HzのコーラルAH-500ですここかヒントです、ツィーターはtechnicsのEAS-9HH42で能率は101dbです、振動板がチタンで、8kHzから上を再生しています、ウーハーと同じ能率ですしぼらず使っていて、これもヒントです、ドライバーはLE85ですが、ダイアフラムはUSAラジアンでへら絞りのアルミのタイプです、JBLオリジナルと違い左右の特性が揃っています、これもヒントです。
一番間違いのないユニット選びに見えるでしょうが、私はJBLのネットワークを信じ同じに自作をはじめたところから蟻地獄になりました、今は鳴らす事が出来ましたが、とても大変だったのであまりお薦めはいたしません。
ホーンが何故コーラルのAH-500なのか、ドライバーのダイアフラムが何故ラジアンになったのかは過去のブログに書いてきたので、お暇な時に総てお読みになって間違いのないようご理解いただきたいと思います、総て必要だったのでこうなってる訳です、何か一つでも欠けると今の音はなかったのです。
そして何故私がJBLを軸に選んだのかも考えてみてください。
何度も行きつ戻りつしました、そしてこれしかないと理解しました。
メーカーがスピーカーシステムとして販売されているものは私のような苦労は必要ありません、自分の感性で選んだ組み合わせで私は大変な苦労をする事になってしまったのです。
縦軸にユニットが揃っていること、それぞれのユニットの音源や能率がしっかり揃っていること、そのユニットの作られたコンセプト(目的)を間違いなく知ること、ここからがオーディオのスタートです。
音楽は奏者が演奏するもの、こちらの感性で勝手にバランスを崩してはいけない、これが音質改善のヒントです。
まだまだ続く。