スピーカーの内振りセッティングをやめなさい
即刻やめるべきである、昔からオーディオの教科書を読むと何故だか分からないが、二本のスピーカーは内側に振った画像が出てくる。
私もこの実験を何百回もやってみた、しかし必ず音に伸びやかさがなくなりうるさくなる。
しかしみんなやっている、スピーカーの説明書にも書いて図も載っている。
何度も話してきたが、上手く音がスピーカーから剥がれたように鳴っているシステムは総て、二本のスピーカーは平行にフラットに設置されている。
内振りセッティングには何の根拠もないのである、見た目?もしくは視覚的に、二本のスピーカーが内側に向いてないと落ち着かない、慣れとはそんなものなのかもしれない。
最近、昔の映画のサウンドトラックのレコード、フットルースやトップガンを大音量で頻繁に聴くようになった。
総ての音は耳に絡まず、戦闘機が頭の上を突き抜ける感じや、当時のアナログサウンドが見事に蘇る。
スピーカーを内振りにすると、それら素敵な音達は消え去ってしまう。
そして私は何時も帯域バランスがどうしても気になる、とにかく家内と聴いて飲んでいるが、以前はうるさくて話が全く出来なかった。
録音スタジオのスピーカーは壁に埋め込まれ内振りになっている、しかし家庭のスピーカーとは違うレベルのお話しなのである。
あらを探すスタジオのスピーカーとは違い、家庭のスピーカーとは気持ち良い音楽を鳴らす為の、帯域バランスでありセッティングなのである。
二本のスピーカーの内振りセッティングなど必要なし、クリアーで穏やかな音を鳴らして欲しい。
本日の珈琲はエルサルバドル、家内の淹れた珈琲は神ってきた。