身体が軽くなった
缶チューハイやビールや発泡酒をやめて、アルコールの摂取量を減らした、結果、よく食べるようになったが、体重も安定して来た。
そして毎朝起きて白湯を飲み、家内が淹れてくれた珈琲を飲んでいる。
何故こうなったのか、私も今年六十になる、若い頃からやんちゃでむちゃをして来た。
最近、家内との老後を考えるようになった、父はお酒が好きで身を滅ぼした。
でも八十六歳まで生きた、私も父の子である、似たような遺伝子を持っている、寿命を考えるとあと二十五年しか残っていない。
私も父に似て酒のみである、家内とは十一歳離れている、出来る限り健康で、長く家内と仲良く暮らしたい。
私は好き勝手に生きてきて、やりたい事を全部やった、なので何の後悔もない。
念願の戸建ても建ったし、夢のまた夢だったリスニングルームもある、そこでほぼ毎日二人で晩酌をしている。
我々はたまにシャンパーニュをのむが、普段の暮らしは質素なものである。
ニューイヤーコンサートを聴いている、一番最後のラデッキー行進曲を聴きながら、手拍子をうってる家内が好きだ。
「こんな日がずっと続けばいいな」何時もそう思う、その為には健康であること。
しかしもうすでに私は、一生ぶんのお酒を飲んだかもしれない。
百歳までとは言わないが、せめて九十歳までは生きたいと思っている。
最近身体が軽くなり、力が入るようになってきた。
ここは関東、まだ二月なのに今年は冬が終わったかのように暖かい。
本日の珈琲はコスタリカ、とても力がみなぎる。