カートリッヂの針先がレコードで減る
メーカーへ修理に出すとよく言われる事です、本当にそうでしょうか?
とあるカートリッヂの修理屋さんは言ってました、針先が減ってるカートリッヂなど見たことがないと。
こうも言われました、あの程度の針圧でレコードに乗せた針先が削れる筈がないと、レコードは塩化ビニール、カートリッヂの針先はダイアモンドが主流、レコードの音溝が多少削れますが、何度かけてもノイズが著しく増えたり、情報量が減る事はありません。
ましてやカートリッヂの針先はダイアモンド、しかも音溝に傷を付けないようにと優れた音を再生出来るように、トレース能力を上げるため、各社そのような設計になっています。
ましてや工業用とは言え摩擦に強いダイアモンドがビニールで出来たレコードで削れる筈がありません。
昔から言われてる事実です、良く言われて来た、ダンパーの劣化で、カンチレバーが寝てしまいカートリッヂの腹を擦ってしまう。
私も使用してましたが、アルコールの針先クリーナーです、針先だけを掃除する筈が、カンチレバーを通じゴム製のダンパーまで到達し、ゴム製のダンパーを溶かしてしまうからです。
私は今はアルコール製の針先クリーナーを使用しません、ブラシだけで充分針先のほこりは除去出来るからです。
その時注意があります、カートリッヂの方から針先に向かってほこりを払います、逆にするとカンチレバーが折れてしまい、思わぬ出費になります
当たり前です、カンチレバーはレコードをかける為の強度しかないからです、針先からカンチレバーに向かいブラシをかけるとカンチレバーが折れるのは当たり前の事です。
そう話す私も昔は良く間違えてカンチレバーを折ったものです「あっと思った瞬間」カンチレバーは折れてなくなっています。
とにかくダイアモンドの針先がレコードで削れる事はないと思います。