いただきますの本当の意味
『人間の為に命を落としたありがたい食べ物に対して、貴方の命をいただきます』なのです、肉、魚、野菜、果物、全部生きものです、加工したものもありますが全部人間が食べやすいようにしたものです。
この地球には引力と言うものがありそれによって生きていけますが、その反面他の生き物の命を犠牲にして食べなければエネルギーを得ることが、出来ません、引力に逆らって生きているためエネルギーがないと生きていくことが出来ないのです。
人間は荒れた土地をならしその上に住居をかまえ知恵で地球上で食物連鎖の頂点に君臨しました、そもそも人間を好き好んで捕食したい動物はあまりいないと思います。
人間は小さく食べる所も少ないわりに頭がよく体力的に劣るものの見た目にあまり捕食するメリットはないと思います。
日本の映画にブタのいた教室があります、先生がある日一匹の子豚を教室へ連れてきて『この豚を飼ってみんなで食べよう』というものでした。
しかしみんな育てた子豚に愛情が芽生えます、そこでホームルームの時間にクラス全員で食べる食べないの話し合いをします、かわいそうだから食べたくないが多かった。
卒業式が迫ったある日、子豚が逃げ出してしまい警察に捕獲されます、引き続き面倒をみたいと申し出てくれた三年生に引き継ぐか、食肉センターへ送るかの選択を迫られる事になりました。
当然真っ二つに意見が割れました、担任は悩んだ末、食肉センターへ送る決断をしました、子豚は1年間の間にとても大きくなり三年生の手にはおえなくなっていたのです。
卒業式の後、豚は食肉センターの車に乗せられ卒業生の持ってきた最後のトマトを何にも知らず食べながら運ばれて行くシーンでラストでした。
しかしこのお話には実話があるのです、食肉センターから送られてきた豚肉はとんかつになりみんなで食べたのでした、そしてそれが子豚との最後の別れになり、みんな『美味しいと食べました』
ただ作ってくれた方への感謝の気持ちで食べる『いただきます』ではないのです、ありがたくいただきましょう、この感謝の気持ちだけは絶対に忘れないようにしましょう。
そして本日母に会いに行きます、行って来ます。