これってプラシーボ効果?
CDを再生するとき私は何時も行っています、入れたCDを再生します十五秒程再生した後、一旦ストップします、そしてそのままもう一度再生します。
私にはかなり変化して聞こえます、ではどのように変化して聴こえるのか。
軽く聴こえていた音が落ち着いた音になって感じます、そして散らばっていた音がキュッとまとまり聴きやすくなって感じます。
こういった方法もあります、一旦再生したCDを止めてトレイを開けてCDを取り出し、再びCDを入れて再生する。
どちらも確かに変化する気がする、しかし先にお伝えした方法でいいと私は思う。
私の考えですが、一旦再生したCDを止めて再び再生することにより、ピックアップの読み取り精度が上がりピントが合うのでは?
勝手にそう思うが、測定の方法を知らないため、真実は分かりませんが、音は確実に変化すると思います。
もう一つ、CDの盤自体を消磁する方法もあります、実際に何度も行ってみた、確かに音はクリアーになります。
しかし十五秒程で再び着磁してしまう、そんな気がします、なので個人的にCD盤自体の消磁は、いたちごっこのような気がして行っていません。
しかしどの方法も一理あり、プラシーボ効果とは思えません。
そして個人的にCDプレーヤー本体の下には、イタヤカエデの分厚い板(厚さ五センチ)を敷いています、上品な楽器の響きとホールトーンを聴ける気がするからです。
要はこの差を聴き分ける感性や、伝え方があるかないかだと思います。
理解出来てもその違いをなかなか文章に出来ない、これがオーディオの難しさです。
誰もが作家になることが出来ないように、第三者に変化のしかたを伝えるのはとても難しいのです。
同じ文章を読んでも個々に理解のしかたや、読解力が異なるからだと思います。
人に伝える事は出来なくても、理解出来ていればいいと思います。
しかし、プラシーボ効果なのか本当に変わるのか、聴き分ける能力は経験を積んで鍛えたいものです。
しかしネットオーディオも確かに電源投入後、音が良くなるまで少し時間がかかります。
聴いてると音がまとまってきて、低い低音が自然な音質で鳴るようになり、不快な音はなくなって来ます。
それはアナログの場合、時間の経過はもっと顕著に聴こえます。
これらは本当にプラシーボ効果なのでしょうか?個々に試してみませんか。
僅かな差ですが、理解出来ると何となくオーディオの事が分かって来るような気がしませんか。
オーディオはそんなに難しい趣味ではありません、小さな差を分かるか分からないかであり、常にこんな事の積み重ねだと思います。
しかしこの検証は、オーディオの中のほんの一部にすぎません。
オーディオは入り口がとても大切です、川に例えると、如何に上流の綺麗な水を、下流まで汚さず綺麗なまま流していけるかです。