ワイン
シャンパーニュもそうですが、良く売れてるお店で購入するべしだと思います、スーパーなどあまりワインが販売されないお店で購入すると、たまにすっぽ抜けたようなワインを買ってしまう事があります。
ボトルは色が付いていて中を見ようにもオリがあるか濁っているかなかなか判断出来ません、すっぽ抜けとは簡単に言えば腐っている、香りも味もなく明らかにおかしい、そしてボトルの底にオリ(沈殿物)があります。
これはプロのソムリエさんにも見分けるのが難しいそうです、透明なボトルならたまに分かる事もあるそうですが、ワインは当たりか外れかクジ引きのようなところもあります。
厳正なチェックの元、製造出荷されてるため、ワインは返品交換は難しいのです、しかし良く商品が動いてるワインブティックで購入するとその可能性は極めて低いと言うことです。
すっぽ抜けを掴んだとして、一旦開けてしまったワインをお店に持ち込み苦情を言ったとしても、ワインはあけたらあけたこちらの責任になり『あけたらこうなっていた』と説明しても既に空気に触れてしまってるので、検証が難しいのです、大手スーパーなら評判を気にするので、取り換えてくれるとは思いますが、お互いいい気分はしません。
私は今まで5~6本のすっぽ抜けワインにあたった事がありました、しかし総て泣いてきました、気を付けようにもワインだけは証明が難しいのです。
特に赤ワインとシャンパーニュに要注意ですが、見ても分からないので天災のようなものと諦めて下さい。
激安酒屋や大手スーパーならリスクありだと思います、大切な記念日に抜くのがワインでありシャンパーニュです、もしもすっぽ抜けだったら、それもまたいい思い出になり、後から笑い話にしませんか、ワインとはそんなものです。
話しは変わりますが、最近二年ほど前に購入してセラーの中で寝かせて保管しておいたワインを飲んでみたのですが、すっぽ抜けはなく、赤白とても美味しかったです、ではどんな風に美味しかったのか?
赤ワインは渋みや甘みパンチが増しています、白ワインは更にさっぱりしていました、赤白総てがマイルドになってえぐみがとれ柔らかな感じの味や香りがしました、ワインはセラーに寝かせてコルクを湿らせて14度で保管するといいと思いました。
赤ワインは保管しておいた14度のまま、白ワインは飲む一日前から冷蔵庫で冷やして飲むのがお薦めです、因みにワインはワイングラスで、シャンパーニュはフルートグラスで飲んで下さい、それぞれのグラスの形状の意味が分かる筈です。
今回飲んだワインは高価なものではありません、総て二千円以下だったと思います、ワインは寝かせた時間で確かに味や香りが違います、安いからといいかげんな保管はせず、しっかりセラーで保管したいものです。
数年後熟成されています。